春のマラソンシーズンが終わって、少し運動不足気味になるこの季節ですが、
今年も海で泳げる季節がやってきました。
元々は海で泳ぐために始めたランニングですが、今ではランニングがメインになってOWSはサブになっていました。
今回は葉山OWSに出てきました。その感想と反省点をまとめます。
どんな大会?
良くも悪くも非常にアットホームな大会です。
どの辺がアットホームかというと、まずは距離です。
数年前の大会は距離が短くて日本記録並みの成績が出ていました。
昨年は荒れた天候があって、全種目が800mに統一されました。
私はこのゆるい感じが好きで毎年参加しています。でも、距離が短いと不満なので、ウエットなし、4500mに参戦しました。
結果から先に書いてしまうと、どうやら今年は距離が1周500m近く長かったようです。アットホームな大会ですが、余裕を持って長い距離を泳げるようにしておかないといけないですね。
種目は?
種目は距離が1500m、3000m、4500mとウエットスーツの有無の組み合わせで6種目あります。
コースは?
コースは大浜海岸を頂点に、海にあるブイを2つ結んで三角形を反時計回りに回ります。
レースの感想
4500mウエットなしが一番最初にスタートします。
スタート直後は混雑するので、争わないで距離を置くように顔を殴られないように気をつけて泳ぎました。
1周目
今年は穏やかな海で、簡単かなと思っていました。
しかし、沖合に出るにつれて、うねりがかなり(感覚で1mくらい)ありました。また潮の流れで海水が暖かったり冷たったりしました。
ヘッドアップしてもブイが全く見えず、前の選手と横のライフセーバーさんを信じて富士山の麓を見ながら泳ぐようにしました。
一つ目のブイを曲がってからは、うねりに対して垂直に泳ぐようになり、右呼吸がメインの自分は沖に向けて顔を上げるため全く呼吸ができないこともありました。
二つ目のブイを曲がってからは、泳いでいるというよりも波に揺られる感じで岸に戻ります。とにかく冷静に一周目を終えました。
しんどかった。
2周目
少しペースアップしたつもりだったのですが、3000Mの選手や4500M選手にどんどん抜かれていきました。
1周目の経験から距離感はわかりましたが、いかんせん冷たくて冷たくて手足がかじかんでくるのがわかります。
3周目
3周目はもうヤケクソでした。
自分にうねりに勝つだけの泳力がなく、ペースはあげても仕方がないことはわかっていたのでじっくりと味わいながらラスト1周をゆったりとした泳ぎで泳ぎ切りました。
まとめ
レース中に終始感じていたことは、自分は遅すぎないだろうか?ということでした。
泳いでいる最中に、油の臭いがすれば、「 船が来た。足切りか」と何度も思いながら、それでも急がずにいきました。
湘南OWSでもそうなのですが、海を泳ぐ大会は応援が全くありませんし、時計もしていませんでした。自分のペースを信じて泳ぐしかありませんでした。
今回は周回コースなので陸に上がった時に後方が見れますがワンウェイの湘南OWS10Kは時計も禁止されているので、ライフセーバーさんに聞きながら泳ぐしかないでしょう。
そんなことを考えながらも無事3周を泳ぎ終えました。タイムはビックリ2時間超えでした。
プールでは1500mを30分で泳げるので、90分ぐらいを目標にしていたのでビックリでした。優勝した選手も80分くらいだったので変だなぁと思っていたらどうやら6000m近くあったそうです。少しホッとしました。
このように、葉山OWSはいろんな意味で自然を満喫できるゆるい感じの大会だと思います。
スポンサーリンク